TRF デビュー30周年締めくくる武道館公演 ヒット曲乱れ打ちでYU―KI「皆さんのおかげ」と涙

[ 2024年2月18日 21:45 ]

デビュー30周年を締めくくる日本武道館ライブを行ったTRF (左から)SAM、ETSU、YU-KI、CHIHARU、DJ KOO
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 ダンス&ボーカルユニット「TRF」が18日、東京・日本武道館でライブを行った。デビュー30周年を締めくくる公演で「CRAZY GONNA CRAZY」「EZ DO DANCE」などヒット曲を乱れ打ちし、全22曲を披露。集まった8500人を前に11年ぶりの新曲も歌い踊り、華々しくフィナーレを飾った。

 武道館がクラブになった。地面を突き上げるようなEDMの重低音に、ド派手なレーザー光線が輝く。ボーカルのYU―KI(57)が「皆さんのおかげでここに立てています」と涙ながらに感謝すると、ファンは歓声と指笛で応えた。DJ KOO(62)は華麗なプレーを見せ、SAM(62)らダンサーは切れのある振り付けで魅了。熱狂が会場を包んだ。

 武道館公演は1999年8月以来、約25年ぶり。93年のデビューから脱退や加入もなく、平均年齢59・2歳になったオリジナルメンバーで節目を迎えた。プロデューサーの小室哲哉(65)も動画でコメントを寄せ、「30周年おめでとう!どの曲も賞味期限がない新しい曲。メンバーもお客さんも楽しいライブになると思います」と祝福。その言葉が示すように、大人から子供まで幅広い世代のファンが体を揺らし、目を見合わせて笑い合っていた。

 終盤にはDJ KOOが「30周年にTRFが手ぶらで来るわけないじゃん?」とあおり、20周年以来の新曲「TRy the Future」(3月20日配信)を初パフォーマンス。アンコールでは「BOY MEETS GIRL」「survival dAnce~no no cry more~」「WORLD GROOVE」と人気曲で畳みかけ、銀テープも飛び出し大盛り上がり。最後はYU―KIが「31年目も頑張るぞ!」と叫び、5人で手をつないで深く一礼。万雷の拍手の中、熱いライブを結んだ。

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