内田也哉子さん　本木雅弘とのユニークな夫婦関係「緩んでいる状態を28年間見たことがない」

内田也哉子さん
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　エッセイストの内田也哉子さん（48）が16日放送のTBSラジオ「武田砂鉄のプレ金ナイト」（金曜後10・00）にゲスト出演し、俳優・本木雅弘（58）との夫婦関係について語った。

　1995年、19歳の時に本木と結婚。パリコレに出演するなど世界的に活躍するモデルの長男・UTAをはじめ、モデルとしても活動する長女の伽羅、次男の玄兔くんの3人の子供をもうけた。

　2人は昨年末発売の「週刊文春WOMAN」で初めて夫婦対談を行った。パーソナリティーのフリーライター武田砂鉄氏が「こんな緊張感にある対談も珍しい」と感想を語ると、内田さんは「雑誌の対談だからと思われるけどそうではなくて。あの状態が日常茶飯事」と本木との“緊張感に満ちた”関係を吐露。

　夫について「とってもノーマルな部分とエキセントリックなまでにアブノーマルっていう、この両方がいつも同じ匙（さじ）加減であるので。共同生活者としてはとても苦しみをはらんでいる」と独特の表現で語った。

　ロック歌手・内田裕也さんと女優・樹木希林さんの間に生まれ、「緊張感しかない家で育った」という。「本木さんという存在も両親と毛色は違うんですけど、内田家に入ってくれただけあるなっていう…緊張感ですね。家でも緩んでいる状態を28年間見たことがない」と家庭での本木の素顔を告白。「私に対してというより自分自身で緩んでる自分を見たくない、許さない。ひとえに自分自身のためなんですね」と分析した。

　夫婦で「何時間も朝方まで話をする」こともあるそうで、「ほとほと疲れるんだけど、微妙な匙加減を2人で確かめ合うっていうか…しつこいですね、子供たちに呆れられてます」と明かした内田さん。武田氏から「（本木は）なぜ緩みを許さないんでしょうね？」と聞かれると「それを私は生涯かけてこのミステリーとともに人生を終えていくんだろうなっていう。その怖いもの見たさでギリギリ離婚しないで歩んでいる」と言いつつ、「別に終わらせたいわけじゃないんだけど」と笑っていた。