「どうする家康」第7話・三河一向一揆→超ロングパス「不思議な運命」家康&正信&守綱にネット爆笑&感慨

[ 2023年12月8日 11:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第46話「大坂の陣」。徳川家康(松本潤・右)は渡辺半蔵守綱(木村昴・左)の“失態”を許していなかった?本多正信(松山ケンイチ)が守綱の頭をぶっ叩き…(C)NHK
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 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月3日、第46話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。

 第46話は「大坂の陣」。豊臣家復活を願う方広寺の鐘に、徳川家康(松本潤)を呪う言葉が刻まれたという。家康は茶々(北川景子)が徳川に従い、人質として江戸に来ることを要求。激怒した大野治長(修理)(玉山鉄二)は両家の仲介役・片桐且元(川島潤哉)の暗殺を計画。家康はついに14年ぶりの大戦に踏み切る。全国大名に呼び掛け、30万の大軍で大坂城を包囲、三浦按針(村雨辰剛)に手配したイギリス製大筒を配備。しかし、徳川軍の前に出城「真田丸」が立ちはだかる…という展開。

 「方広寺鐘銘事件」(慶長19年、1614年)「大坂冬の陣」(同)が描かれた。

 齡70の家康は大坂城の南、約1里の茶臼山に本陣を構えた。“嫌な連れ”本多正信(松山ケンイチ)も参戦。初陣の兵も多く、最古参の渡辺半蔵守綱(木村昴)が教育・指導を任された。

 守綱「近頃の若いのは、どうしようもないわ。戦を知らんくせに、血気盛んで、言うことを聞かん!おまけに礼儀を知らん!」

 家康「おまえに言われたら、世話はないわ。皆々、この守綱じいはな、若い頃、わしの頭を思い切り、ぶっ叩いたんじゃ」

 第7話「わしの家」(2月19日)。家康は三河一向宗の一大拠点・本證寺に変装して潜入。出くわした守綱は家康とは知らずに「顔くらい洗え、あほたわけ!」――。

 守綱「あ…それでも、殿はお許しくださった。お優しい…」

 家康「一度たりとも許した覚えはない」

 守綱「えっ?(家康の前にひざまずき)ぶっ叩いてくだせえ!(正信がぶっ叩く)」

 家康「ハッハハハハ。守綱、そなたのような兵が、わしの宝であった。そのすべてを、若い兵に伝えてやれ」

 守綱「ははっ!」

 SNS上には「このシーン、爆笑&癒やし」「家康&正信&守綱、年季が入ったいいコントでした(笑)」「(第36話に続き)正信は守綱を叩く係らしい」「家康をぶっ叩くどころか、狙撃した正信にぶっ叩かれる守綱w」「最後の戦まで殿の側にいるのが、三河一向一揆で敵対した正信と守綱の2人というのも、不思議な運命」「一度は敵味方に別れたからこそ、彼らを通じて描ける家康と徳川家臣団の絆の強さだと思う。あらためて三河一向一揆に3回(第7話~第9話)使った意味を感じる」「今までも大河で描かれてきた戦なのに、小牧長久手・関ヶ原・大坂の陣の間に世代が入れ替わっていった事実を、これほどまでに感じられたのは初めて」などの声が上がり、視聴者の笑いと感慨を呼んだ。

 次回は第47話「乱世の亡霊」(12月10日)が放送される。

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