NHKBS・BSP4K「フロンティア」⑤ 研究者の思いをダイレクトに伝える最新技術

[ 2023年12月8日 07:00 ]

最先端の映像技術で撮影を行う新番組の「フロンティア」
Photo By 提供写真

 NHKの新番組「フロンティア」(水曜後9・00)が、BSとBSP4Kでスタートした。最先端の研究者たちへの取材を通し、新たな世界を届けるドキュメンタリー。今月から再編されたBS波の目玉番組で、撮影も4Kで行われている。

 番組はさまざまな分野のフロントランナーへのインタビューを中心に構成。制作統括の白川裕之氏は「(研究者たちが)考えていることを視聴者にダイレクトに届けるために、ありったけ語ってもらっています」とこだわりを説明。「通常の科学ドキュメンタリーよりも何倍も多いインタビューを収録し、なるべく編集しないで使っています」と明かした。

 インタビューを撮影する上でも工夫がある。通常の撮影では話し手がカメラに向かって話す形式を取る。だが今回の番組では、話し手とカメラの間に特別なパネルを設置し、そのパネルに質問者が映るような仕組みを採用。白川氏は「実際にテレビ越しに語りかけるような臨場感のある映像が撮れました」と胸を張る。放送の内容だけでなく、制作の裏側でも最新技術が使われているのが今回の新番組の醍醐味(だいごみ)だ。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年12月8日のニュース