本拠地・宝塚大劇場で公演再開 雪組公演開幕でトップスター彩風咲奈ら熱演「千秋楽まで駆け抜けたい」

[ 2023年12月1日 16:18 ]

<ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル>熱演する宝塚雪組・彩風咲奈(右)と夢白あや(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 宙組所属の25歳劇団員が急死したことを巡り、10月1日から本拠地での公演を中止にしていた兵庫・宝塚大劇場で1日、約2カ月ぶりに公演が再開。雪組公演「ボイリド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN HOLIDAY」が開幕した。11月10日に開幕する予定だったが、この日にずれ込んでいた。

 シャーロック・ホームズを生み出した作家、アーサー・コナン・ドイルを描いたミュージカル「ボイルド…」では、トップスター彩風咲奈(あやかぜ・さきな)がアーサーにふんし、その妻ルイーザ(夢白あや)との軽妙なやり取りや、ホームズを生み出したことで抱えた苦難を描き出した。ショー「FROZEN」はクリスマスやお正月をテーマに、華やかな映像を駆使し、全員がサンタクロースにふんした客席降りで盛り上がった。

 前日には公開稽古も行われ、終演後には「千秋楽まで元気に駆け抜けて参りたいと思います」などとあいさつしていた。

 同作は男役スター和希そら(かずき・そら)の退団公演としても注目の舞台。「ボイルド…」ではアーサーを見いだした編集長を熱演。最後には退職する設定で「第2の夢を探しに行く」などと心憎いセリフも。ショーでも、ダンスが得意な和希らしい見せ場も盛り込まれていた。公演は12月13日まで。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年12月1日のニュース