28年間所属 岡田准一 スタッフに感謝の思い SMILE―UP.退所 旅立ちのあいさつ回り 

[ 2023年12月1日 05:30 ]

「SMILE-UP.」の社屋
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 元V6の岡田准一(43)が、30日付で約28年間所属したSMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)を退社した。古巣が創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題で揺れる中、1日以降は自身で事務所を設立し、俳優として活動していく。

 岡田はこの日、事務所の関係者や世話になったスタッフらに感謝の思いを述べ、あいさつして回った。関係者は「ケジメのきっちりした方。30年近くお世話になった会社にお礼を言わずにいられなかったのでしょう。礼儀を重んじる岡田さんらしい」と語った。

 岡田は東山紀之新社長(57)らによる会見が行われた10月2日に退社を発表。事務所側は「性加害問題に起因している」と説明し、岡田自身も「モノづくりのクリエーティブだけに向き合うという自分の中心を崩したくない」とコメントしていた。

 14歳だった1995年、V6の最年少メンバーとして「MUSIC FOR THE PEOPLE」でデビュー。21年に解散するまでアイドルとして活躍しながら、俳優としても存在感を高めてきた。14年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で主演し、15年の日本アカデミー賞では映画「永遠の0」で最優秀主演男優賞。近年は映画「ザ・ファブル」などでアクション俳優としても評価を高めている。今年、米国で行われた世界最大規模の柔術大会で1勝したことも話題となった。

 今後は俳優業に専念するとみられ、関係者によると既に来年には大作映画の製作が控えているという。周囲では「俳優の仕事を大切にするため、今回の退所を決断したようです。今後もさまざまな作品が決まっていると聞いています」と語っている。迷いを断ち切り、俳優の道を突き進む。

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