中条あやみ　「超地元」天王寺に凱旋　重岡大毅、間宮祥太郎と来年公開映画PR　イベントに思わぬ乱入者も

大阪・天王寺で、あべのハルカス、クリスマスツリーをバックに映画「ある閉ざされた雪の山荘で」をPRする（左から）間宮祥太朗、重岡大毅、中条あやみ
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　WEST.の重岡大毅（31）、俳優の間宮祥太朗（30）、中条あやみ（26）が30日、大阪・天王寺で来年1月12日全国公開の映画「ある閉ざされた雪の山荘で」の大ヒット祈願イベントに登場。3人揃って西日本一高いビル「あべのハルカス」のお膝元にある大阪・てんしばで「閉ざ雪、てっぺん（頂上）取ったるで」と気勢を挙げた。

　東野圭吾氏の同名小説（92年）の実写映画化。登場人物7人全員が役者で、全員が容疑者のサスペンス・エンターテインメント。密室内の複雑なトリック、揺れ動く登場人物の心情などが巧みに描かれている。

　単独初主演の重岡は、14年4月にあべのハルカスの屋上で「ジャニーズWEST」としてデビュー曲「ええじゃないか」を披露。当時、日本一の高さを誇ったビルの最上部で「てっぺん取ったる」と、アイドルのトップになることを宣言した思い出の場所だ。10月にはグループ名を「WEST.」に変更。「10年前にハルカスのてっぺんでデビュー曲を歌わせてもらいました。あれから10年。この10年はいろいろあったかなと思いますが」と振り返った。

　間宮は横浜市出身だが、大の阪神ファンとして知られ「今年、阪神が日本一になって、皆さんからおめでとうと言われる。人生で初めて経験しました」と満面に笑み。中条は大阪市阿倍野区出身で、てんしばは地元中の地元。「家族でてんしばや、天王寺動物園に遊びに来てました」と地元凱旋で、時折関西弁が飛び出した。

　3人で約7メートルのクリスマスツリーを点灯し、重岡は「ハルカスよりも通天閣よりもきれいです」とご満悦。だが、写真撮影の際にサプライズで“大阪の絡んでくるアイドル”オバチャーンが乱入すると、重岡は「なんや、このイベント」と大笑い。オバチャーンの3人に囲まれた間宮も終始笑いっ放しだった。

　重岡は映画について「原作を読んで、クライマックスのシーンでアッとなった。この感動を早く届けたいと思いました」とPR。間宮は「トリックが入り組んでます」とアピールし、中条は「原作を読んでいても、読んでなくても楽しめます」と宣伝した。