ナイナイ矢部浩之　超大物アーティストのコンサートにまさかの“登場”「めちゃくちゃ気持ち良かったです」

「ナインティナイン」の矢部浩之
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　お笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之（52）が29日放送のMCを務めるフジテレビ「週刊ナイナイミュージック」（水曜後11・00）に出演。シンガー・ソングライターの松任谷由実（69）の50周年記念コンサートに潜入し、誘導係を務める場面があった。

　矢部、相方の岡村隆史、元乃木坂46の秋元真夏はコンサート前のセットを見学した。岡村は舞台監督の岡野克己氏に「ちょっと何か我々もお手伝いできることがあったらなと思ってるんですけど」と提案。岡野氏は「ではオープニングでユーミンさんを誘導する係をやっていただきましょう」と話し、矢部が誘導係を務めることになった。

　3人はその後松任谷のもとを訪れ、矢部が誘導係を務めることを報告した。岡村が「今回ちょっとうちの相方の矢部さんがですね、オープニングでユーミンさんをステージの方まで誘導するという大役をおおせつかりましてですね」と伝えると、松任谷は「ちょうどいいタイミングで行くとかっこいいじゃないですか」「そこを邪魔しないように。置いてきぼりにしないように」などとお願いし、プレッシャーをかけた。

　さらにコンサート前には松任谷の夫でプロデューサーであり、ライブ演出を務める松任谷正隆氏から「階段の所に先に着いて、由実さんは船長みたいな格好してるんで、敬礼じゃないけどそうやって送り出したらどうだろう」との指示も。矢部は「正しい敬礼の仕方をネットで調べてん」と意気込んだ。

　そうしてコンサートが始まると、黒のスタッフTシャツ、キャップ、白のインナーに黒のパンツ、白のスニーカー姿の矢部は、衣装をまとった松任谷をセンターのステージまで無事誘導。敬礼をして送り出した矢部は「ざわざわもなかったな。気づかれなかったら気づかれなかったで寂しいよね」と本音をもらした。

　その後コンサートを岡村、秋元と共に楽しんだ矢部は、終演時には再び松任谷の誘導へ。正隆氏の計らいで、今度は帽子を取って松任谷の手を取り誘導し、会場からは大歓声が沸き起こった。矢部は松任谷と共に手を振って応えていた。

　コンサート後の控室ではスタッフも交えて乾杯。松任谷は矢部の誘導に「かえって緊張しちゃいました」とコメント。矢部が「僕、めちゃくちゃ気持ち良かったです」と声を弾ませると、松任谷は「気持ちよさそうでした。目がトロンとしてた」と目を細めた。

　矢部が「最後、ユーミンさんと一緒に手振ってましたからね。何もしてないのに」と苦笑すると、松任谷は「振ってると思いました」と笑顔。誘導の感想を聞かれると、「誘導も何も…」。矢部は「僕いなくてもユーミンさん行けますから」と話して笑わせた。