サカナクション山口一郎　「一年半、病気と睨み合って毎日過ごしてきた」と告白　ソロツアーで心境変化

「サカナクション」の山口一郎
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　5人組ロックバンド「サカナクション」のボーカル山口一郎（42）が30日、自身のインスタグラムを更新。開催中のソロツアーへの思いをつづった。

　山口は「一年半、病気と睨み合って毎日過ごしてきたけど、サカナクションに戻るために立ち向かってきたこのツアーのおかげで、睨み合うのではなく、肩を組んで歩いて行く気持ちになってきた」と病気と闘いながらのソロツアーへの思いを吐露。「SNSの更新も滞っていたけど、少しずつドキュメントしていきます」とつづり、「#懐かしい月は新しい月蜃気楼」とソロツアーをアピールした。

　山口は昨年5月から極度の倦怠（けんたい）感や疲労状態などの不調が続いたとし、6月下旬に医師から休養が必要と診断され、同7月2日に7月いっぱいまでの休養を発表。同30日にバンドの全国ツアー12公演を延期を発表。さらに10月からの全国ツアーをすべてキャンセルすると発表した。その後、SNSを再開し、ラジオなどにも復帰した。10月19日からソロツアー「懐かしい月は新しい月“蜃気楼”」をスタートさせている。

　ソロツアーでは、公式サイトで10月18日の樽市民会館での初日公演で「マネジメント宛に、小樽市民会館公演の中止を求める脅迫メールが届きました」と発表。「警備体制を強化して予定通り開催すべく準備を進めることとなりました」と報告。自身のYouTubeチャンネルでは、11月21日の福岡公演で「グッズが会場に届かないという事件が起きました」と明かし、トラブルが続いていることも明らかになっている。