美川憲一 複雑な生い立ちを明かす「実母と育ての母が姉妹」「お金のために歌手に」成功後は3人で生活

[ 2023年11月30日 16:35 ]

美川憲一
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 歌手の美川憲一(77)が30日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)にゲストとして生出演。自身の生い立ちについて語った。

 美川の新曲は「ふたつの愛」。パーソナリティーの大竹まことが「この『ふたつの愛』っていうのは美川さんの生い立ちにもご関係してるんですか」と問うと、美川は「そうです。あたし、複雑なんですよ」と回答した。

 「実母と育ての母が姉妹なんですよね」と美川。「実母が既婚者と知らずに結婚前提で付き合った人がお子さんもいて、奥さんもいらして。それでお付き合いして。結局まあ、お産をした時に喜ばなかったんですって。女房のこととか考えて」との事実を明かした。

 「それで来なくなっちゃうんです。それで母が大病して。昔の肺結核です。それで私にうつるんじゃないかっていうことで、姉に預けて。“治るまで、面倒みて”って」と母の姉のもとで育てられることに。「そしたらもう子供ですからね。5年もたてば育ての母の子供になっちゃうじゃないですか。迎えに来ても泣いて“やだ”って言って」と振り返った。

 「それでそういうことがあって。ですから本当に苦労してきて。それを若い頃からずっと見てたんですけど。それで早く独立して。だからお金のために歌手になったのよ。そしたらおかげさまで当たっちゃったから」と笑ってみせた。

 その後美川は大きな家を建てたというが、「その時にね、“あなたよくこんなお金あって、どっから持って来たの”って。“稼いでんだから大丈夫よ”って。それで3人で住んで最後はね。大変でした」と回顧した。「(実母が)“姉さんね、あたしが育てたって言ってるけど、あたしの子供だからあたしが産んだのよ。あたしが産んでなかったら今私たちこんなぜいたくできないわよ”って。(実母の姉が)分かってるわよ、そんなこと”ってまあ二人でよくケンカしてましたけどね」と懐かしそうに話した。

 2人の母は現在は他界している。

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