インパルス堤下敦 1年4カ月ぶり芸能活動再開発表「免許は返納」昨年6月一日2度物損事故「深くお詫び」

[ 2023年10月25日 17:00 ]

インパルス堤下のYouTubeチャンネルから

 昨年6月に1日で2回の交通事故を起こし、芸能活動を自粛しているお笑いコンビ「インパルス」の堤下敦(46)が25日、自身のYouTubeチャンネル「堤下食堂」を更新し、芸能活動を再開することを報告した。

 堤下はこの日、約1年4カ月ぶりに3分49秒ほどの動画を更新。「2022年6月に自分の責任で起こしてしまった事故の件について、損害を与えご迷惑をお掛けしてしまったオーナー様、改めて深くお詫びを申し上げます」と事故を謝罪。「また、お仕事の関係者の皆さまにも大変ご迷惑をお掛けしました。深くお詫びを申し上げます」と続け、深々と頭を下げた。

 「これまで交通事故を繰り返してきましたが、事故後、免許は返納しました」と免許の返納も報告。「事故の原因ともなった体調面についてですが、通院を続けまして、担当医からは現在“芸能活動をするにも十分回復した”と言われ、そして“精神面的にもぜひ復活をして仕事をした方がいい”と言っていただきました」と医師からの助言を明かし、「つきましては、大変恐縮ではございますが、今後も通院を続け、体調面を管理しながら、芸能活動を再開させていただくことにしました」と芸能活動の再開を報告した。

 続けて「約1年と4カ月の間、いろいろとサポートしてくれたマネージャーや仕事仲間、そして相方には本当に感謝をしております」と相方・板倉俊之をはじめとする周囲に感謝。「ファンの皆さまにはご心配をおかけしましたが、これからも一歩一歩、頑張っていきたいと思っています」とファンに呼びかけた。

 今後の活動に関しては「このYouTubeが中心になると思います」としつつも「ほかにもいただける仕事がございましたら一生懸命頑張りたいと思います」と前向き。「また、このYouTube『堤下食堂』は今後もアップしていきますので、ぜひご覧いただき、応援していただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします」と7秒間頭を下げ、締めくくった。

 関係者によると、所属事務所幹部が堤下と月に1、2回面談して健康状態をチェックし、通院時も付き添った。今後はYouTubeでの活動がメーンとなるが、同期らの芸人が手を差し伸べるとみられる

 堤下は昨年6月14日、世田谷区上用賀のコンビニ駐車場を車で出る際に、レンタル自転車の看板と接触。その直後、駐車場から片側1車線の通りに出て近くのガードパイプにも衝突した。2カ所の距離はわずか20メートルほどだった。

 堤下は同17日に自身のツイッターで「このような事故を起こしてしまったこと、真摯に反省しております。警察の捜査には誠実に対応していきます」と説明。また「同様の事故を起こしてはならないので、運転免許は返納する事としました。こうした手続きを進める為、しばらく活動は控える事にします。この度は大変申し訳ございませんでした」などと謝罪していた。所属する吉本興業も、活動を自粛することを発表した。

 その後、昨年11月に警視庁世田谷署が睡眠導入剤の影響で、正常な運転ができない恐れがあるのに運転した疑いがあるとして、書類送検。東京区検が今年6月に道交法違反(過労運転)の罪で略式起訴していた。

 堤下は2017年6月に、睡眠導入剤の影響で正常な運転ができないまま運転して事故を起こし、略式起訴処分を受けた。その4カ月後の10月にもゴミ収集車に追突する人身事故を起こした。吉本興業から無期限謹慎処分を受け、芸能活動を1年間休止。当時、運転免許取り消しの処分を受けたが、関係者によると、2年後に再取得したという。

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