藤井聡太8冠、弁当選びも長考　師匠・杉本昌隆明かす「毎回ひとひねりしてくるというか、前と違うものを」

藤井聡太8冠
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　棋士の杉本昌隆八段（54）が、24日深夜放送のテレビ朝日系「証言者バラエティ　アンタウォッチマン」（火曜後11・45）にVTR出演し、弟子の藤井聡太竜王（21）＝王将、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖含む8冠＝の知られざるプライベートについて明かした。

　藤井8冠といえば、対局で長考の末、コンピューターでも思い付かないような手を指し、局面を打開することが持ち味。杉本によると、それは食事のメニューを選ぶ時も同様だという。

　「食事のメニューとかを選んでいる時は子供の顔だなあと思うことがあって。研究会の時にお弁当の買い出しに私が行くわけなんですけど、毎回同じ店のメニューなんですけど、毎回毎回悩んでいるんですね。ずっと見て考えて」。しかも「毎回ひとひねりしてくるというか、前と違うものを頼むなあというイメージがあって」と、奇想天外な注文をする時があったと明かした。「何かの時、焼きそばとカレーを頼んできた時があって…若いなと」と笑わせた。

　今や国民の誰もが知る存在となった藤井8冠。混乱を避けるため、弁当の買い出しは杉本が行くという。「弟子が買い物に行くのは普通なんですけど、藤井7冠（当時）が買いに行くと目立つんですよね。だいたいどこに行っても声を掛けられているので、それなら自分が買いに行った方が合理的というかね」。師匠のさりげない気遣いに、スタジオの「サンドウィッチマン」伊達みきおは「優しいですね」と感心していた。