大泉洋 86歳両親のケンカに「トムとジェリーかと」 かつて東京の家に来た母の一言…「頭が上がらない」

[ 2023年8月30日 15:05 ]

大泉洋
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 俳優の大泉洋(50)が30日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。両親について語った。

 現在も故郷・北海道で3本のレギュラー番組を抱えており、86歳になる両親のもとにもたびたび訪れているという大泉。

 「小学校の頃、じいさんと暮らしていた時期がありまして。僕が大学生になって、北海道のレギュラー番組のロケ行ってる間に亡くなっちゃったんですよね。人って死ぬんだなっていうことを非常に感じて。自分の両親は少しでも長く過ごしたいなと思うんですよね」と身近な人を亡くした体験が今につながっている様子。

 学生時代は一人暮らしすることもよぎったというが、結局そのまま実家に住んでいたといい「東京で仕事するようになっても“明日から東京で生きていく”と言ったことは一回もないんです。北海道の仕事はもちろんそのまま続けていくし、東京の仕事もやるっていうスタンスだったんで。“次いつ帰ってくるの?帰ってきたらご飯食べるわけ?”ってそんな質問ばっかりでね。その期間がだんだん長くなってきたって感じで」と心の軸は相変わらず北海道にあるようだ。

 かつて、結婚を機に買った東京のマンションへ両親を招いた時のことを聞かれ、「東京の景色を見て、おふくろがすごいねえって。なんかその声が涙声に聞こえるんですよ。“あんたには何にもしてあげられなかったけど、えらいねえ。東京で家構えて”って。ああ、なんかそういう考え方になるんだなって」としみじみしていた母の姿が印象に残ったという。「大学卒業して、いわゆる就職しようとしない息子で。よくわからない深夜番組に出ている。それをとがめもせずに好きなことをさせてくれたおかげで今があるっていう思いがありますので。頭が上がらないんですよね」と感謝していた。

 黒柳に振られ、カメラに向かって「パパ、ママ…」と切り出し両親へのメッセージも。

 今も北海道に帰ると両親のテンションが上がってしまうといい「僕がいるとうれしいからかケンカするんですよ。あれがめんどくさい。父は耳が遠くなってくる、お袋は忘れちゃう。お互いできないことでケンカするんじゃないよって時間差で僕が説教するわけですけど…“ケンカしながら仲良くやってんだ!”って言われて。トムとジェリーかって」と愉快な両親に苦笑していた。

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