トップ代わればジャニーズは変われるか 求められる固い決意とリーターシップ

[ 2023年8月30日 04:00 ]

ジャニーズ事務所
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 【記者の目】再発防止特別チームは調査報告書でジャニーズ事務所について「同族経営でガバナンス不全に陥っている」と指摘。ジュリー氏に対しては社長を辞任すべきと提言した。ただ、疑問なのは今回の問題はジュリー氏が社長を辞任すれば解決するのかということだ。

 今回の件で最大の問題は、これほどの事態が半世紀にもわたって隠ぺいされてきたことだ。その責任は、加害者であるジャニー氏、隠ぺいしてきたメリー氏、それを許してきたメディアにある。時代的な背景や事務所の強大なパワーに加え、メリー氏が類いまれな“腕力”の持ち主だったからこそ起きたと言える。

 ジャニー氏が亡くなった今、同様の性加害がジャニーズで再び起きるとは考えにくい。重要なのは、隠ぺいを繰り返さないことだ。その解決策は本当にジュリー氏の社長退任なのか。タレントや社員からの求心力が弱まるであろう新社長の下で改革が果たせるのか疑問だ。

 組織のトップを刷新すれば隠ぺいが起きないわけではないのは、日大などの事件を見ても明らかだ。特に芸能界はイメージ商売。トラブルが発生した時、それを隠そうとする動きは決してなくならない。必要なのは固い決意とリーダーシップだ。(文化社会部デスク・小枝 功一)

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