宮迫博之、台風接近下での「阿波おどり」参加 前向きな姿に「プロ中のプロ」「感動した」称賛の嵐

[ 2023年8月30日 15:44 ]

宮迫博之
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 元お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(53)が、30日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。今月14日に参加した徳島「阿波おどり」の様子を配信し、当時の思いを明かした。

 徳島の夏の風物詩「阿波おどり」。だが、今年は台風7号が接近した影響を考慮し、最終日の15日の公演を全面的に中止した。しかし前日14日には、徳島市の内藤佐和子市長が中止を要請したにもかかわらず強行開催したとして、実行委に批判が殺到。14日には徳島市内全域に「警戒レベル3 避難準備・高齢者等避難開始」が発令されており、転倒する踊り子の姿も見られていた。

 悪天候の中で、ゲストとして招待されていた宮迫も徳島入り。実はお笑いコンビ「千原兄弟」千原せいじもサプライズゲストとして参加予定だったというが、「台風で来れなくなっちゃって…」と告白。「みなさん、徳島から出られませんよ」と、不安げな様子だったが「今は、イベントの成功だけを…」と、ゲストとしての使命を口にした。

 しかし、外は土砂降りの雨。キッチンカーとして出店していた自身の「牛宮城」にも、客がいない状況だった。しかし宮迫が登場すると、続々と客が訪れ、宮迫はファンとの交流を楽しんだ。

 台風接近の中でも、運営はイベントの開催を発表。宮迫は腹をくくって法被をはおり、「逆に、なんでしょうね、この年になって雨にズブ濡れになることもないので、53歳の青春。ズブ濡れで踊りたいと思います」と決意。「雨を降っているのもプラスに考えて、逆に濡れながら踊り狂うのも楽しい」と言い、共演者を鼓舞した。

 だが、練習を終えて、いざ外に出てみると、殴りつけるような強い雨が降っていた。「お客さんだいぶ帰ったね…」と落ち込むも、「ヤバいね、楽しいね」と前向きにとらえた。小雨になるまで室内の練習場で待機となったが、止む気配がないため、豪雨の中に飛び込み会場へ。「マジかこれ…土砂降りやぞ」とつぶやきながら、会場へ小走りした。

 そして土砂降りの中、20分間の演技を終えた。全身びしょ濡れになりながらも、宮迫は「楽しかった。これは一生の思い出やな」と最期までポジティブに発言。視聴者からは「宮迫さんはやっぱプロ中のプロですね。与えられた仕事を全力でやり切って周りを盛り上げる。当たり前のようで中々出来ない。普通に感動した」「徳島県民として、本当に感謝しています。できることなら、万全の状況でお迎えしたかったと思っていましたが、宮迫さんのお人柄に励まされ盛り上げてもらいました。これがエンターテイナーだなと感動しました」「あいにくの雨じゃなくて、雨だからこそ全力で楽しむ宮迫さんにこちらも画面越しに楽めたし、キラキラ笑顔にやられました」「宮迫さんの人柄が出てて感動します」「ニュースでは色々と批判されたりしていましたが、この映像を見てわかったことがあります。批判される部分など何一つないです!!むしろこれほどの悪天候、大雨の中参加していただいたことに感謝です」「徳島を盛り上げて頂いて ありがとうございます」「激雨の中でもこの頑張り、一生の思い出と言えるポジティブに持っていける宮さん、最高に素敵」と、称賛するコメントが多く寄せられた。

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