時効になっているケースも…性加害問題 どうなる被害者への補償

[ 2023年8月30日 04:01 ]

ジャニーズ事務所
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 ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長(2019年死去)による性加害問題の調査をしていた外部専門家による「再発防止特別チーム」が29日、都内で会見し、調査報告書を公表した。

 再発防止特別チームは、再発防止策としてジャニーズ事務所がとるべき対応として「被害者救済措置制度を直ちに構築すべき」とした。

 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、この日の提言について「ジャニーズ性加害者問題当事者の会に弾みがついた」とし、「同会が今後、ジャニーズ事務所側と協議を行うための一歩になる」と見解を示した。

 若狭氏は補償が発生した場合について「数十万~数百万円になるのではないか」と推察。しかし時効になっているケースも多く「事務所側が誠意を持って対応するかによって変わってくるのではないか」とした。

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