慶大出身コットン西村、甲子園決勝巡る話題に本音「ムカついてる」「もっとアツく取り上げろ」という部分は

[ 2023年8月30日 13:30 ]

「コットン」西村真二
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 お笑いコンビ「コットン」が、30日までにYouTubeチャンネルを更新。慶大出身の西村真二(39)が、23日に行われた全国高校野球選手権大会の決勝についてコメントした。

 慶応(神奈川)が連覇を目指した仙台育英(宮城)を下し、1916年以来107年ぶり2度目の優勝を飾った今夏の甲子園。丸刈りを強制しない自由な髪形や、「エンジョイベースボール」の精神など、これまでの高校野球の伝統に新風を吹かせた。

 一方で、慶応が陣取る三塁側の内野席、アルプス席は、得点が入るたびに「若き血」の大合唱が始まり、一部から批判的な声も上がっていた。

 高校生時代は野球部で、慶大に進学した西村は、この日の動画で「僕はちょっと一個、話しておかないといけないことがありまして…」と切り出し「この度の夏の甲子園で、慶応高校がね、優勝したんです。僕はOBではないんですけどね」と、慶応の優勝を報告。その上で「凄く遺憾なんですよ。知ってますか?ニュース」と、慶応側の応援に関する話題に言及した。

 相方・きょんが「個人的な意見としては、別に悪いことではないというか、応援したいという気持ちが声に出る。しかもあの暑い中、勝てーって、大舞台で声を出して選手たちに届けるということは大切なのかなと思いました」と私見を述べると、西村は「そこじゃないんです、きょんさん。僕が怒っているのは」と指摘した。

 西村は「慶応が優勝しました、107年ぶり決勝で優勝しました。で、慶応おめでとう。2年連続で仙台育英も決勝まできて、前回優勝して今回準決勝、凄いじゃないですか。そこを、もっとアツく取り上げろっていう…これが俺は、ムカついてるんですよ。メディアというか、周りのやつらも」と、本音を吐露。

 「もちろん、慶応の応援にちょっとマナー違反があった」とした上で、「でも、まず選手たちにお疲れ様だし、仙台育英に対しても、本当に2年連続で感動をありがとうだし。何より、あのグラウンドにいた皆さんが3年間やってきた集大成をすべて出して、素晴らしい結果を出した。生徒たち、監督。スタッフたち。まず、本気で戦った証を、外野がうるさくてエラーしたとか…選手たち本人に聞いたんか?」と、応援を批判する声への憤りをあらわにした。

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