三谷幸喜氏 猿之助の歌舞伎俳優としての多忙な生活明かす「いろんな意味で疲弊するだろうなと思います」

[ 2023年5月28日 01:21 ]

三谷幸喜氏
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 脚本家の三谷幸喜氏(61)が27日放送のTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)に生出演。18日に都内の自宅で倒れている状態で発見され救急搬送された歌舞伎俳優・市川猿之助(47)の一件について聞かれ、歌舞伎俳優としての多忙な生活を語った。

 MCの安住紳一郎アナウンサーから「猿之助さんとは、お仕事もずいぶんご一緒しましたので、心穏やかではないと思いますが」と聞かれた三谷氏は「猿之助さんの話はちょっと、置いておいて、歌舞伎の話をしますね」と話し始めた。

 三谷氏は「歌舞伎って本当に大変で。何が大変かと言うと、演出家を基本、置かないんです。だから、役者さんが自分で演出をしないといけない。聞いた話だと、衣装とかも全部俳優さんが自分で決めなきゃいけないから、舞台稽古になって初めて先輩と衣装がかぶっちゃって、やばいって急いで着替えるとか、そういう世界らしいんです」と語った。

 さらに、「だから、普通のお芝居よりもっと、もっと、俳優さんに負担がかかり、なおかつ毎月あるから、猿之助さんも今やっている舞台と同時進行で次の舞台の稽古をしなきゃいけない。その次の次の舞台のことも考えなきゃいけない。ずっと、その繰り返しでほとんど休む暇がなかったらしいし、この1年で多分1か月くらいしか何もない日はなかったと。ずっと埋まっていたらしいから、そりゃやっぱり、いろんな意味で疲弊するだろうなと思いますよね」と話していた。

 三谷氏は、これまで猿之助とは亀治郎時代の08年の映画「ザ・マジックアワー」や2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などで一緒に仕事をしている。

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