金子恵美氏 胎内高原で生まれた幻のワインと爽やか地ビール

[ 2022年2月22日 05:30 ]

胎内高原の地ビールを手にご機嫌
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 【金子恵美の見つけた新潟】夫が仕事で福岡に行きました。コンサルティングの仕事も順調で、またやりがいを持って臨んでいるようで、私もうれしく思っています。

 今回、福岡のお客さまからご招待いただいて、あるお寿司屋さんに行ったそうです。その名も「鮨料理 一高」さん。元々は宮崎県出身の大将が大濠公園のあたりに出店されたお店で、一つ一つの仕事が丁寧であり、また東京では食べたことがないようなネタも豊富だったそうです。

 例えば白魚。ちょうど息子も春先に宮島で白魚の躍り食いを体験し大喜びでしたが、今回夫はゆでた白魚の握りを堪能し、すっかりハマったそうです。親子そろって趣味が似てますよね(笑い)。

 そこで出されたのがおいしいピノノワールのワインだったそうなのですが、お寿司にピッタリでとても味わい深く、すっきりとした上質なワインをいただいたそうです。「これはどこのワインなのか」と尋ねると、国産だというので夫は驚き、ボトルのラベルを見てみると「見つけた新潟!」。

 なんと胎内高原ワインだったのです。これをいたく気に入った夫は、私に持って帰ろうとしたらしいのですが、なかなか手に入らない珍しいワインだったそうで、お土産は断念したというのです。東京に戻ってからいろいろな酒屋さんに夫婦で血眼になって問い合わせをしたのですが、年間に200本程度しか作っていないとのこと。業界では幻のワインとも言われているそうです。

 夫は飲んだのに、私が飲めないなんて悔しいですよね。悔しいのでせめて胎内高原を味わいたく、今回はこちらを取り寄せました。胎内高原ビール!新潟のお水がおいしいからか、深みのあるどっしりとした味わいながらも最後はすっきり爽快感のある後味。どうやら麦芽だけではなく、新潟のコシヒカリも使用して作られているようです。まさに新潟を代表する地ビールですよね。お米はこういうふうにも使い道があるのだな、とまた一つ新潟を知ることができました。(コメンテーター)

 ◇金子 恵美(かねこ・めぐみ)1978年(昭53)2月27日生まれ、新潟県月潟村(現在の新潟市南区)出身の43歳。月潟小、月潟中、三条高を経て早大に進学。03年にはミス日本関東代表に選出された。07年から新潟市議会議員、10年から新潟県議会議員を経て12年に衆院議員となる。16年に総務政務官に就任。放送行政、IT行政、郵政を担当した。10年間の議員生活を経て、現在はテレビコメンテーターとしてフジテレビ「めざまし8」「Mr.サンデー」、CBC「ゴゴスマ」、読売テレビ「ウェークアップ」などで活躍中。

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