仲邑菫二段 碁聖戦で後輩に敗れる。初のタイトル挑戦へ次戦は15日から女流立葵杯の準決勝

[ 2021年6月10日 19:58 ]

 囲碁の最年少プロ、仲邑菫二段(12)が10日、東京・日本棋院で第47期碁聖戦予選Cの対局に臨み、竹下凌矢初段(16)に白番中押し負けした。竹下は今年入段でプロ3年目の仲邑にとって2年後輩。仲邑が後輩に敗れるのは昨年7月、昨年入段の中野奨也初段(23)との対局以来。今年の公式戦は25勝5敗(勝率・833)となった。

 落ち込んでいる暇はない。初のタイトル挑戦がかかる第8期会津中央病院・女流立葵杯の準決勝、決勝が15、16日に福島県会津若松市で行われる。準決勝の組み合わせは牛栄子三段(22)―仲邑菫二段(12)と上野愛咲美女流棋聖(19)―加藤千笑二段(19)。連勝すれば藤沢里菜女流立葵杯(22)への挑戦権を手に入れ、18日から同市での挑戦手合三番勝負に進出する。

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2021年6月10日のニュース