石田純一 菅首相の“ワクチン接種11月完了表明”に私見「選挙用みたいな感じがしちゃった」

[ 2021年6月10日 17:00 ]

俳優の石田純一
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 俳優の石田純一(67)が10日、隔週で木曜コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜後3・30)で、菅首相が新型コロナウイルスのワクチン接種に関して、11月完了を目指すと表明したことについてコメントした。

 
 菅首相は9日の党首討論で、新型コロナウイルスのワクチン接種回数が月末までに4000万回を超える見通しを示したうえで、「10月から11月にかけて、必要な国民について全て終えることを実現したい」と表明。また自ら掲げた1日100万回の接種に関しても「8日は超えた」と主張、感染症対策は「ワクチンが出てから大きく変わった」と自信を見せた。

 11月完了を実行するならば、接種ペースの加速が必要になることに関して、石田は「実際に計算してみると、目標である1日100万人の接種よりも多くなくちゃいけないわけです。1日130万人でようやく到達するんですけど」としたうえで、「現実問題として今すごく加速してきているが、それでも60万人とかがやっと。そもそも目指す、目標だけど、そこにはあまり根拠がない。これはだからなんか選挙用みたいな感じが僕はしちゃったんですけどね」。

 続けて、「目標なんでしょうけれども、実現がちょっと疑わしいというか。つまり信用が大事なんですよ、お互いに。政府の言うことを僕らが聞くのは信頼してのことなんだけど、出てくる数字とかがあまりにも努力目標すぎて。いい加減と言って良いと思うんですけどね」と私見を述べた。

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2021年6月10日のニュース