渡辺明九段 加藤一二三さんを追悼 「記録係として見ていた、迫力ある対局姿。1度だけ肌で感じることが」

[ 2026年1月22日 16:50 ]

加藤一二三さん
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 将棋界で最高齢勝利、現役勤続年数、通算対局数など数々の記録を持ち、晩年は「ひふみん」の愛称で親しまれた、将棋棋士の加藤一二三(かとう・ひふみ)さんが22日、肺炎のために死去した。86歳。福岡県出身。戦前生まれ最後の名人経験者だった。訃報を受け、渡辺明九段が自身のXで追悼した。

 「加藤一二三先生が亡くなられました。心よりお悔やみ申し上げます。自分が記録係として見ていた、迫力ある対局姿。1度だけ対戦する機会に恵まれ、肌で感じることが出来ました。自分がタイトル戦に出るようになってからは移動中や打ち上げでお話しさせて頂くことも増えて、先生が指されてきた将棋への質問に対して、嬉しそうに答えてくださった姿は忘れられません。思い出はたくさんあります。とても優しくて楽しい先生でした。ご冥福をお祈りいたします」

 渡辺九段は加藤さんより45歳年下。対局する機会は1度だけだったと振り返るが、23年の名人戦で藤井聡太に敗れて無冠となった渡辺九段に加藤さんからSNSで「渡辺明九段には 今後も棋界の第一人者として揺るがぬ実力を持つ勇士のひとりとして 鮮やかな御活躍によって将棋界に爽やかな風を吹かせていただけることを その実力に魅せられた者の棋士のひとりとして今後も期待致しております」とエールを送られたことも。憧れの大先輩だった。
 

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