藤井2冠「封じ手」のオークション成立、九州豪雨被災地支援へ「一日でも早い復興を」

[ 2020年9月25日 16:34 ]

藤井聡太2冠
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 20日に終了したチャリティーオークションで落札された将棋の王位戦7番勝負第2~4局の封じ手用紙3通分について、25日までに入金が確認され、オークションが成立した。落札額は20日の締め切り時から変更はなく、第2局分が550万1000円、第3局分が200万1000円、第4局分が1500万円。出品者の日本将棋連盟は必要経費を差し引いた全額を7月に九州を襲った豪雨被害者救済を目的に西日本新聞民生事業団ならびに日本赤十字社へ寄付することが決まっている。

 今回対象になった王位戦は7~8月に藤井聡太棋聖(18)と木村一基王位(47)=肩書はいずれも当時=が対戦したもの。藤井は4連勝で史上最年少2冠に輝いている。

 藤井聡太2冠の話 九州豪雨被災地支援チャリティーオークションにご参加下さった方々、ご賛同下さった方々に厚く御礼申し上げます。また、提案して下さった木村九段にも感謝致します。復興が一日でも早く進むことを心より願っています。

 木村一基九段の話 九州地方を中心とした豪雨で被害にあわれました皆様に心よりお見舞い申し上げます。将棋を通じ、何らかのお役に立ちたいとの思いから、封じ手のオークションを提案したところ、主催社の三社連合事務局様にご賛同いただき、このような形になりました。落札いただいた皆様、また、賛同いただきご応募いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

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