香川照之「半沢直樹」あのシーンで卒倒寸前「ボクサーが倒れるのはこういうことか」

[ 2020年9月25日 20:50 ]

香川照之
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 俳優の香川照之(54)が25日放送のTBS「ぴったんこカンカンスペシャル」(金曜後8・00)に出演。ドラマ「半沢直樹」のあるシーンで卒倒寸前だったことを明らかにした。

 それは第4話の終盤で半沢が、香川扮する大和田に共闘を持ちかける場面で「やるよ!やってやりゃいいんだろ!その代わりやったらお前の倍返しは決まるんだろうな、ちゃんと!」と話題を呼んだシーン。

 「言い終わった後にまず耳鳴りが左から右にドーンときて。そのまま後ろにいきそうになって、暗くなったのは覚えてます。生まれて初めて、ボクサーが倒れるのってこういうことだなって」と想像を絶する現場だったという。

 番組ではカット後の未公開映像を放送。半沢直樹役の堺雅人(46)が「大丈夫?ビックリしたよ!」と声をかけると「やばいよ!危なかったな、芝居で卒倒するってすげえな」と香川自身も驚いていた。

 当時のことを振り返り「(息を)吸っている量と、吐いている量で後者の方が多かった。もうちょっと吸わなきゃいけないんだけど、半沢くんとの対峙の気持ちのまま入っちゃったから。次からは『吸おう、吸おう』って気を付けましたね」と語った。

 実は、このシーンにはモデルがあったといい、92年公開の映画「シコふんじゃった。」の本木雅弘(54)の演技を参考にしていたと言う。相撲部の部長から罵声を浴びせられるシーンで「モックン1人が『やってやる!やってやる!やってやればいいんだろ!』って。あれがカッコ良くて、台本読んだ時にあの言い方をしよう」と決めていたという。「でも、よく考えたら、モックンはあの時20代だった。僕は54歳ですからね!」と話し、笑いを誘った。

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