「半沢直樹」山西惇&八十田勇一が双子?「年を重ねるごとに似てきているようで」元劇団そとばこまちコンビ

[ 2020年8月18日 16:00 ]

日曜劇場「半沢直樹」第5話。兄弟役を演じた山西惇(左)と八十田勇一(C)TBS
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 俳優の堺雅人(46)が主演を務めるTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)は16日、第5話が放送され、俳優の山西惇(57)と八十田(やそだ)勇一(55)が兄弟役を演じた。

 2013年7月期に放送された前作は、ベストセラー作家・池井戸潤氏(57)の小説「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。東京中央銀行のバンカー・半沢(堺)が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成民放ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決め台詞の「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。

 7年ぶりの続編となる今作も同じく池井戸氏の小説「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。第5話は東京中央銀行本店に復帰した半沢(堺)は、破綻寸前の巨大航空会社・帝国航空の経営再建を任される。その折、新たに国土交通大臣に就任した白井亜希子(江口のりこ)は、弁護士・乃原正太(筒井道隆)をリーダーとした直属の再建チーム「帝国航空再生タスクフォース」を立ち上げ。東京中央銀行は政府から500億円もの債権放棄を突き付けられる。現場に足を運び、空の現場で働く社員たちに触れた半沢は、彼らの自力復活が可能と確信。しかし、その矢先、半沢が作った再建草案が何者かにリークされ、帝国航空からの信頼を失うのみならず、彼らのメインバンクである開発投資銀行の企業金融部次長・谷川幸代(西田尚美)から呼び出しを食らう…という展開。

 京大卒の山西は劇団「そとばこまち」出身。テレビ朝日「相棒」シリーズの課長・角田六郎役をはじめ、数々の作品を彩る演技派。

 八十田も劇団「そとばこまち」出身の名バイプレーヤー。

 2人はNHK「サラリーマンNEO」や明石家さんま(65)主演の舞台「七人ぐらいの兵士」「七転抜刀!戸塚宿」などで共演。09年には日本テレビのドラマ「イケ麺そば屋探偵~いいんだぜ!~」から生まれた“M字ハゲのブサイク双子”の演歌歌手ユニット「しにものぐるい」を組んだ。

 今回、山西が演じたのは、東京中央銀行から出向してきた帝国航空財務担当役員・永田宏。帝国航空には抜本的改革が必要だと提言した古巣・半沢を訝しく思う。

 八十田は、その兄で進政党議員の永田栄一を演じた。パーティーには進政党幹事長の箕部啓治(柄本明)や白井国交相も出席した。

 山西はオンエア終了後の16日夜、自身のインスタグラムを更新。「永田兄を演じたのは、そとばこまち時代からの付き合い八十田勇一さんでした。実年齢は僕の方が上ですが。年を重ねるごとに似てきているようで、某番組では双子役だったことも」と2ショットを投稿した。

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