大竹しのぶ 歌舞伎座での観劇に感激「この感動も久しぶりだ」 徹底した感染対策に感心

[ 2020年8月3日 11:01 ]

大竹しのぶ
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 女優・大竹しのぶ(63)が2日、自身のインスタグラムを更新。約5カ月ぶりに公演を再開した東京・歌舞伎座で「八月花形歌舞伎」(8月1日初日)を観劇したことを報告した。

 大竹は「何ヶ月ぶりの歌舞伎座だろうか」と写真とともに感激を報告。2月末からコロナ禍で休演し、約5カ月ぶりの同所での公演。「いつもだったら入り口には人が溢れ、ロビーには、華やぐ装いのお客様で溢れ、その方達をお出迎えする着物姿の歌舞伎役者の奥様達が、華やかさを彩っていたのに。代わりにフェイスシールドを付けたスタッフの方がいて、検温、アルコール消毒、そしてチケットも自分自身でちぎり、箱の中へ」と歌舞伎座の“変化”を実感。「半分の客席。話す声はほとんど聞こえない。みんながみんなルールを守る。一時間ほどの演目をしたら、総入れ替えをし、消毒をする。裏でのスタッフさん、メイクさん結髪さん、大道具さんも入れ替える。役者通しもなるべく話さないように、会わないような仕組みになっている。絶対に感染者を出さない様に必死になっていることがひしひしと伝わってくる」と感染対策の徹底ぶりを明かした。

 続けて「幕が上がり、お囃子が響く。沈黙しながらも心が躍る。勘九郎こと、雅ちゃんが出て来た。その顔を観た時涙が出そうになる。あまりに嬉しそうだったから。そして七之助のたかちゃんの相変わらずの美しさに息を呑んだ。この感動も久しぶりだ」と感激。「この大変な状況の中でどうやって舞台を踏み、そこで生活している人々を支えるか、みんな真剣だ。お客様は半分でも熱い拍手で幕が閉まった」とつづった。

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