桃井かおり コロナ禍の世界へ「とにかく生きとけ」達観した老婆役になりきりメッセージ

[ 2020年8月3日 19:53 ]

映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」完成披露イベントに出席した清原果耶(手前)と、ロサンゼルスから中継で出演した桃井かおり
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 女優・桃井かおり(69)が3日、東京・新宿バルト9で行われた映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」(9月4日公開、監督藤井道人)の完成披露イベントに、米ロサンゼルスからリモートで出演した。

 現在ロサンゼルス在住の桃井は、劇場の画面に大きく映し出されると、「元気ですよ。元気か~い?行けないからごめんなさい」とあいさつ。主演の清原果耶(18)は「画面越しでもお会いできてうれしいです」と応じていた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ロサンゼルスでも巣ごもり生活を送っているという。米国の現状を聞かれると、「日本よりはまし。ニュースを見ている感じだと、日本はくっつきすぎている気がする。こちらは2メートル(の距離を)みんなキープしてるし、アメリカ人もマスクをするようになってジョギングでもしてるし。スーパーも人数制限してるし、ものすごい近寄らないようにしてる」と明かした。

 なかなか買い物にも行けない中、野菜は家庭菜園で調達しているという。「シソとかオクラとか…そんな話してていいわけ?」と、ふと我に返りながら近況を明かし、観客を笑わせた。

 清原演じる中学生の主人公つばめと、不思議な交流を深める謎の老婆「星ばあ」を演じた。藤井監督が描く「星ばあ」のイメージは、爆発したようなボリューム感たっぷりの髪形。かつらではなく、地毛でパーマをかけたという。「『これだけは譲らない』っていう気持ちで言ってきた。『かつらじゃできない』って」。監督の熱意にほだされ、強烈なパーマをかけたが、役作りらしい役作りはこれだけ。「撮影前の仕事はパーマをかけるだけ」と振り返った。「あのパーマをかけて、(撮影が)終わってすぐ切りましたけど。直らないんだもん、あの頭」と、再び笑わせた。

 人生を悟ったかのような数々の明言を繰り出す「星ばあ」になりきって、世界を取り巻く現状についてコメントを求められると、「とにかく生きとけってことですかね」と深いメッセージを伝えた。「年食ってみて初めて分かったけど、考えていたほど人生は長くなかった。まだ私も終わってないが…。でも、生きてるってことはね、けっこう面白いなと思って。年食ってからもまた面白いので、とにかく生きとけ、ですかね」と繰り返した。

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