藤井聡太七段 地元・瀬戸市で棋聖戦第3局のパブリックビューイング開催

[ 2020年7月7日 11:51 ]

藤井聡太七段
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 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太七段(17)の地元・愛知県瀬戸市は7日、勝てばタイトル初奪取となる棋聖戦5番勝負第3局(東京都内=対渡辺明棋聖)の行われる9日にパブリックビューイング(PV)を市内で開催すると発表した。

 市による藤井の対局でのPV開催はこれが初めて。場所は観光拠点施設「瀬戸蔵」内にある瀬戸蔵つばきホール(2階)及び多目的ホール(4階)。新型コロナウイルス感染防止の観点から前後左右間隔を空けて座るようにし、本来の収容人員から大幅に減らした140人に限定した。先着順で入場は無料。時間は午前9時15分から最大午後9時まで。

 同市では対局のたびに地元商店街などが自然発生的に応援イベントを開催しているが、タイトル獲得がかかる今回はさらに盛り上がっている。市シティプロモーション課の畑中由香専門員は「市民だけでなく市外の方からも“PVはやらないの?”という問い合わせがあった。当日は市民の声援を受けて、藤井さんに勝っていただければうれしいですね」と話した。

 9日の大一番、藤井は地元住民が一体となった大声援を背に臨むことになる。

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2020年7月7日のニュース