林葉直子 “余命1年”から回復、将棋への愛を再確認「人生強くたくましく勝負…最後まで何があるか」

[ 2020年4月2日 11:04 ]

林葉直子
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 重度の肝硬変を患い、死の淵に立っていることを2014年2月放送のテレビ番組で告白した元女流棋士でタレントの林葉直子(52)が2日、フジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演。“余命1年”の宣告を受けてからの“回復”について語った。

 一時は死を覚悟したが、再び将棋と向き合いたいという思いから、減塩を徹底した食生活の改善に取り組んだ林葉。「普段から塩分は摂り過ぎないようにって、減塩を完ぺきにしたんですよ。前まではラーメンぐらいいいだろうって、汁残せば、とかねとか思ってたんだけど、徹底的に調べて」と、納豆とキャベツと少量のサケに、リンゴ酢と蜂蜜をブレンドしたものを食した。また、大好きだったお酒をやめ、減塩、禁酒生活を続け「移植しなければいけなかったのが、移植せずに。先生から“すごいきれいになりましたね”って言われて、肝臓もすごいきれいになったみたいで」と肝臓の数値は通常レベルまで回復したという。

 体力に余裕ができたことから、昨年11月に知人棋士の誘いで10年ぶりとなる将棋イベントに参加。元プロ棋士との対局や一般の参加者との指導対局も実施。「勝敗は関係なくうれしかった」と振り返った。今年に入ってからは、ユーチューブで対局を披露するなど、将棋と接することが増えているという。大病を乗り越え、将棋への愛を再確認した林葉は「人生強くたくましく勝負。将棋負けそうになって普通はプロ棋士は格好つけて投了しちゃうんです。だけど私は3手くらいまでやるんですよ。最後まで何があるか分からないから」と話した。

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2020年4月2日のニュース