八千草薫さん死去 追悼の声続々「芯の強い人」武田鉄矢「演技に甘えのない見事な女優」

[ 2019年10月28日 15:50 ]

武田鉄矢
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 テレビドラマ「岸辺のアルバム」をはじめ、映画、舞台と幅広く活躍した女優の八千草薫(やちぐさ・かおる、本名谷口瞳=たにぐち・ひとみ)さんが24日午前7時45分、すい臓がんのため東京都内の病院で死去、88歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。2月にがんを公表し、治療に専念していた。芸能界からは追悼の声が相次ぎ「芯が強い」という八千草さんの人柄がしのばれた。

 2013年に映画「くじけないで」で母子役で共演した俳優の武田鉄矢(70)は「とても無邪気な美しい方でした。撮影において簡単にOKを出されるのが嫌で『本当にいいですか?本当にいいですか?』と念を押されていたのが印象的でした。演技において甘えのない見事な女優さんでした」と称えた。

 女優の浜木綿子(83)は「驚きました。私が宝塚歌劇団に入団した時にはもういらっしゃらず、退団してから『放浪記』の初演など、東宝の舞台でご一緒いたしました。本当に美しい方で、芯には強いものをお持ちでした。あのお年まで美しさを保っていらっしゃいましたし、まだまだおやりになりたかったと思います。最後にお会いしたのはある方のお葬式でした。最近、山登りしていらっしゃいますか?とお尋ねしますと、年ですからやめましたとおっしゃいました。養生していらっしゃったと思いますが、本当に残念です。また一人、また一人と上級生がいらっしゃらなくなって寂しです。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と悔やんだ。

 女優の有馬稲子(87)は「宝塚歌劇団で2年先輩の八千草さんと初めてお会いした時は、お人形さんのようでビックリしました。そのままお年を召しても変わらずにいらっしゃったのは、ステキなことだと思っておりました。おっとりして見えて、でも芯のしっかりした方でした。お仕事も順調になさって、とっても幸せな人生だったと思います。ご冥福をお祈り申し上げます」と先輩をしのんだ。

 TBS「渡る世間は鬼ばかり」などを手掛ける石井ふく子プロデューサー(93)は同局を通じて「存在しているだけで素敵な方でした。全身からふしぎな色気が感じられ、透明感があり、年齢を感じさせない方でした。映画スターさんだったので、最初テレビにはご縁がなかったのが『日曜劇場』にご出演いただけて嬉しかったことを覚えています。それ以来、テレビや舞台でお仕事させていただきました。やさしい心の中にしっかりと芯を持った方でした。日本女性を象徴するような美人女優さんで、和服がよくお似合いでした」と追悼コメントを発表した。

 18年のテレビ東京「執事 西園寺の名推理」で共演した女優の池谷のぶえ(48)は自身のツイッターで「少しの間でしたが、ご一緒させていただけて嬉しかったです。八千草薫さん、そして奥さま、ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。

 自身の連続ドラマデビュー作「茜さんのお弁当」(1981年、TBS)で共演タレントの嶋大輔(55)は自身のツイッターで「心より御冥福をお祈りします。長い間お疲れさまでした。『茜さんのお弁当』では新人の自分に色んなことを丁寧に教えていただきました。本当に感謝してもしきれません。ありがとうございました」と感謝した。

 阪急文化財団の公式ツイッターは「八千草薫さんがお亡くなりに…。宝塚歌劇の殿堂にももちろん選ばれていらっしゃいます。美しく可憐でそして上品で、まだまだご活躍される姿を拝見したかったです。ご冥福をお祈りいたします…」としのんだ。

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