仲邑菫初段 田村千明三段下し3連勝「コウを解消して勝ったと思いました。次も頑張ります」

[ 2019年10月28日 16:17 ]

田村千明三段(右)に勝った仲邑菫初段
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 囲碁の史上最年少棋士・仲邑菫初段(10)が28日、大阪市内で女流立葵杯予選の対局に臨み、田村千明三段(39)に193手で黒番中押し勝ちした。仲邑は17日の山田至宝七段(51)、24日の高林正宏七段(56)からの勝利に続く連勝を3に伸ばした。公式戦通算記録は8勝4敗。

 女流立葵杯は5つある女流棋戦の一つ。「コウを解消して勝ったと思いました。次も頑張ります」と仲邑は笑顔。田村は29歳年下の仲邑との初対局について「棋士になる前からよく知っていたので、一人の棋士として強くなった仲邑初段と対局してうれしかった」と負けた悔しさとの複雑な心境を物語った。次戦では羽根彩夏初段(17)と対局する。

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