「スカーレット」第2週平均視聴率20・2%で初の大台到達 12日は番組最高の22・4%

[ 2019年10月15日 10:26 ]

連続テレビ小説「スカーレット」の試写会に出席した戸田恵梨香
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 女優の戸田恵梨香(31)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜前8・00)の第2週の平均視聴率が20・2%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが15日、分かった。第1週の平均は19・8%となっており、2週目で初の大台に到達した。また、12日に番組最高となる22・4%を記録した。

 各日の番組平均は7日=19・7%、8日=18・3%、9日=20・8%、10日=19・9%、11日=20・3%、12日=22・4%だった。

 朝ドラ通算101作目。タイトルの「スカーレット」とは「緋色」のこと。フジテレビ「夏子の酒」「妹よ」「みにくいアヒルの子」、日本テレビ「ホタルノヒカリ」などで知られる脚本家の水橋文美江氏(55)が朝ドラに初挑戦するオリジナル作品。“焼き物の里”滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして歩み始める1937年(昭12)大阪生まれのヒロイン・川原喜美子(戸田)の波乱万丈の生涯を描く。来年3月28日まで全150回。

 第2週は「意地と誇りの旅立ち」。家族と一緒に信楽に引っ越してきた喜美子(川島夕空)。半年が過ぎ、不在の父・常治(北村一輝)を訪ねて、大阪から二人組の借金取りがやってくる。母・マツ(富田靖子)とともに立ち向かう喜美子。借金取りを怒らせてしまうが、間一髪で草間宗一郎(佐藤隆太)の柔道によって助けられる。それをきっかけに喜美子たち信楽の子供たちは、柔道を習うことに。貧しいながらも明るくたくましい、喜美子の毎日が過ぎていく。5年後、喜美子(戸田)は15歳。中学卒業を控えていた。相変わらず絵が得意で、成績は良いものの、高校に進むことは常治が許さない。喜美子には苦しい家計を支えることが求められていた。照子(大島優子)の家である、丸熊陶業に就職するはずだったが、直前に断られてしまう。今後を思い、落ち込む喜美子。すかさず常治が喜美子のために見つけてきた新たな仕事先は、故郷の大阪だった。喜美子は驚くが、きっぱりと受け入れる。卒業式の後、喜美子は照子と信作(林遣都)と、最後の楽しい時間を過ごす。信楽を去りたくない思いがこみあげるが、大阪行きは避けられない。旅立ちの前日、夕日の美しい山の上で喜美子は、信楽焼のカケラを見つける…という展開だった。

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2019年10月15日のニュース