武田真治「凪のお暇」オネエ役がネット反響!“直前”に起用決定 ド派手メイク&衣装自らノリノリ選定

[ 2019年8月16日 10:00 ]

ドラマ「凪のお暇」に出演中の武田真治(C)TBS
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 NHK「みんなで筋肉体操」で再ブレイクを果たした俳優・武田真治(46)がTBSの金曜ドラマ「凪のお暇」(金曜後10・00)にレギュラー出演。スナックのママ役を完璧に演じ、オネエキャラがインターネット上で話題を呼んでいる。同局の中井芳彦プロデューサーに、武田の起用理由とその魅力を聞いた。

 女優の黒木華(29)主演の「凪のお暇」は初回平均視聴率10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の2桁発進となり、無料見逃し配信の再生数も同局ドラマの初回放送として最高の196万回超えを記録した、この夏注目の話題作。

 月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店)で連載中の、コナリミサト氏による同名漫画を原作とするラブコメディ。場の空気を読みすぎてしまう黒木演じるOL・大島凪が、仕事を辞めて高橋一生(38)演じる元カレ・慎二や同僚との連絡も断ち、郊外のボロアパートで人生をリセットしようとする物語。新居で出会う、中村倫也(32)演じる「メンヘラ製造機」の人たらし・ゴンとの恋路にも注目が集まる。

 武田がTBSの連続ドラマにレギュラー出演するのは04年「砂の器」以来15年ぶり。今回演じるのは元カレ・慎二が通う「スナックバブル」のママ。ダンディーなひげ面でムキムキの肉体美を誇るが、スパンコールきらめくタンクトップ、ふわっふわの羽の首掛けを着飾りオネエ言葉でしゃべるなど、性別不詳。原作に負けず劣らずの個性を放っている。この“ハマり役”にネット上では「こういうオネエの人、いそう!」「武田真治のママが気になります」「高橋一生を推すか中村倫也を推すかみたいなニュースあったけど武田真治は候補にないの…?」と大好評。また、第4話では出番がなく「何か物足りないと思ったら、武田真治がいなかったからだと今頃気づいた」「無意識にバブルのママ待ち」と惜しむ声も上がった。

 このキャラ設定について番組プロデューサー・中井芳彦氏は「当初は、オネエ言葉でしゃべってもらうものの、際どい恰好をするつもりもないし、化粧もそんなにするつもりはなかったんです」と語る。

 この役どころについては、原作でも性別不明。「キャスティングをどうしようかな…と最後まで迷い、ドラマのポスターを制作する時点でも決まっていなかった。だから武田さんの名前は(ポスターに)入っていないんです。女性にしていいのか、男性にしていいのかもわからなかった」と振り返る。そんな中、決め手となったのは武田自身の個性。「バラエティーに出演しているのを見ていても面白いし、この人にズバッと言われてみたいなと思ったのが最初です」と起用理由を明かした。

 オファー時点では、際どい役柄なだけに「何か言われるかなと思っていましたが…」と不安だったというが、撮影が始まるとそんな不安もどこ吹く風。「衣装合わせをして撮影が進むうちに、どんどんご本人が化粧とかをノリノリでやってくれて」と話し、「想定ではもうちょっとナチュラルだったんですけど、羽をつけたりとか、どんどん際どい恰好をしてくれて。役作りを自ら買ってくれました」とコメント。第1話では袖付きのシャツを着用していたが、回を追うにつれてその肉体美を惜しみなく露出している。

 16日放送の第5話では、この「スナックバブル」が物語のカギを握る。人たらしのゴンにハマり“闇堕ち”してしまった凪の今後にも注目だが、武田自身がセレクトした、登場毎に代わるママの衣装からも目が離せない。

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2019年8月16日のニュース