室井佑月 仕事復帰 がん手術成功 経過は順調

[ 2019年8月16日 05:30 ]

室井佑月
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 ステージ1の乳がんであることを公表し、今月9日に右乳房の一部摘出手術を受けた作家でタレントの室井佑月(49)が15日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS系「ひるおび!」(月~金曜、前10・25)に生出演し、仕事復帰した。チェックのワンピース姿で登場。台風10号などの報道があったため、個人的な病気や、退院について番組で言及することはなかったが、司会の恵俊彰(54)らとともにニュースについてコメントした。

 関係者によると、8日に都内の病院に入院し、手術。右乳房の一部と、転移予防のためリンパも一部摘出。転移はなかったという。本来は15日に退院予定だったが、経過が順調で1日早い14日に退院した。

 手術では若い頃に豊胸のために入れた生理食塩水も取り出した。本人は「(食塩水は)20年以上付き合ってきたものだからさみしい部分もあるけど、今回の手術が順調だったので良かった」と語っているという。入院中は約6万円分の本を買い込み、読破。「一人の時間を堪能できた」と話している。

 今後は、医師と相談の上、抗がん剤や放射線治療などを受ける予定という。

 16日には、文化放送の「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金曜、後1・00)に出演。ラジオでは入院前に乳がんについても語っていたために、病院での様子や手術の話も聞けそうだ。

 乳がんは7月上旬に自身がしこりを発見して判明。検査の結果、がんの大きさは1・2センチ。早期発見で、本人はスポニチ本紙の取材に「不安はない」と前向きに語っていた。

 ◆室井 佑月(むろい・ゆづき)本名非公表。1970年(昭45)2月27日生まれ、青森県出身の49歳。モデル、女優、レースクイーン、銀座のクラブホステスなどを経て、97年に「小説新潮」の「読者による“性の小説”」に入選。作家として活動を始め「熱帯植物園」「血い花(あかいはな)」などを出版。「ママの神様」はTBS系でドラマ化された。99年に作家の高橋源一郎氏と結婚するも01年に離婚。シングルマザーとして長男を育てる。

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