菫ちゃん 3年以内にタイトル? ○×質問で大きな夢

[ 2019年8月16日 05:30 ]

トークタイムの○×質問に羽根彩夏初段(左)と笑顔で答える仲邑菫初段=中央(右は父・仲邑信也九段)
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 囲碁の最年少棋士・仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が15日、大阪市のホテル阪急インターナショナルで開催された「第9回阪急電鉄納涼囲碁まつり」(スポニチ主催)に初出演した。トークタイムでは3年以内のタイトル奪取への意気込みを示し「女流棋聖を獲りたい」と語った。

 真夏の祭典らしく、黒地に花柄の浴衣姿で登場。まず父・信也九段(46)と羽根直樹九段(43)、羽根しげ子初段(46)、羽根彩夏初段(17)との囲碁一家同士によるトークタイム「一芸の天才の育て方」に出演。仲邑と彩夏初段への質問は○×形式で進行。仲邑は「学校より囲碁の勉強の方が好き?」に○、「囲碁より好きなことがある?」に×と“囲碁一筋”の回答。「囲碁の勉強をするとき、両親は厳しい?」に○を掲げた。信也九段は「厳しいですね。怒ったりします。(菫は)黙って聞いていますが“また言ってるな”という感じ」と明かした。

 会場が沸いたのは「3年以内にタイトルを獲っている?」の質問。上げた札は「○」。「女流棋聖を獲りたい」の答えに大きな拍手が巻き起こった。

 女流棋聖戦は今月5日の対局に勝ち、予選突破。5つある女流棋戦の本戦入り最年少記録10歳5カ月を樹立したばかりだ。これまでの最年少記録は藤沢里菜女流本因坊(20)の13歳5カ月だったことから3年の更新。最も身近にあるタイトルへの強い意欲を表した。

 「平成四天王」の一人に挙げられるトップ棋士の羽根九段は「厳しくしても“やりたい”と思える仲邑家は凄い」と称賛。この夏休みも韓国や東京で囲碁の勉強を積んできた仲邑について、信也九段は「娘を天才とか思ってない。努力でここまでやってきた」とし、その優れている部分について「継続してきたこと」と読み解いた。

 ≪同期対決制した≫今年4月に入段した同期、仲邑と彩夏初段の特別対局も行われ、仲邑が150手で白番中押し勝ちした。解説の村川大介十段(28)が「最後は白の切れ味が鋭かったですね」と驚く快勝。彩夏初段も「菫さんは戦いが好きだと聞いていたので挑んでみた。強かったです」と脱帽。祖父、父母も棋士であるサラブレッドは「次は勝てるように」と公式戦での雪辱へ意欲を見せた。

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