土田晃之 アンパンチ論争に「僕らの世代なんて、ご飯の時間に北斗の拳」

[ 2019年8月16日 14:22 ]

土田晃之
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 お笑いタレントの土田晃之(46)16日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)に生出演。人気アニメ「アンパンマン」の「アンパンチ」で幼児が暴力的になるという論争について持論を語った。

 一部ネットメディアが配信した記事に端を発し、アンパンマンが「アンパンチ」でばいきんまんを倒す描写を見た幼児が暴力的になる可能性について、賛否両論が飛び交っている。

 土田は「僕は全然“暴力的にはならない派”ですよ」とコメント。「うちの子どもたちも(幼少期に)アンパンマンもちろん見てましたけど、全然暴力的でもない。一番は、そういうのがあった時に親がどう教育するかが大事。この教育する能力がない人が作品のせいにする」と考えを述べた。「僕らの世代なんて、晩ご飯の時間に“北斗の拳”っていうのやってましたからね。100発相手を殴って、殴られた人が爆発するのを見ながら(育った)。だからって、我々(が暴力的だとか)何かあります?どういうことなのか、教育で説明するのが大事」と主張した。

 また、アンパンマンは低年齢向けで、男の子の場合その後は仮面ライダーとかウルトラマンを見て育つと指摘。「ライダーはキックしてくるんですよ。(子どもと遊ぶ時は)自分が主役として子どもはくる。その時に僕は、1回も子どもたちと戦ってる時に負けてあげたことないですから。ウルトラマンとして挑んできても、僕はいつも持ち上げてベッドとかに投げたりする。でもこれは、要は『とと(土田家での自身の呼び方)はウルトラ兄弟より強いからね。ととにだけ戦いは挑んできていいよ』と。ただ『1回も効かない、お前らのパンチは』と。そういう教育でしたね」と、自身のエピソードを語った。

 お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志(43)は「僕も同じ(暴力的にはならない派)で、子どもっていうのは、どうしてもアンパンチ見たらアンパンチするっていうか、表面的な部分だけを拾うから、立体的になんでこうなったかを伝えるのも親の役目。そのチャンスだと思えばいい」と述べた。さらに「アンパンチ見て暴力的になるような子どもは、何しててもいずれ暴力的になる可能性がある。早めに矯正できるチャンス」と話していた。

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