陣内智則 吉本社長会見バッサリ「傷口を広げるだけの失敗」 会社と芸人の間の“温度差”も口に

[ 2019年7月24日 10:52 ]

お笑いタレントの陣内智則
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 お笑いタレントの陣内智則(45)が24日、フジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)に生出演。所属タレントらが特殊詐欺グループとの間に行った闇営業に発する一連の騒動を受け、吉本興業の岡本昭彦社長(53)が22日に開いた会見について言及した。

 陣内は「みなさん批判の声がすごいんで、あんまり批判はしたくないんですけど」と複雑な胸中を吐露しつつ、吉本側の弁護士が雨上がり決死隊の宮迫博之(49)らに言ったとされる「会見に成功はない」「傷口を広げるだけ」という言葉に触れ「言われたとおりの会見を社長がされた。それくらい傷口を広げるだけの失敗だったなと思う」とバッサリ。続けて「僕が思うのは宮迫さんと亮が会見したからこそ、社長も会見してすぐに契約解除を撤回されたので。(宮迫と亮が)あの会見を思い切ってしてなかったら、撤回になっていなかったと思う」ともコメントした。

 所属芸人からも不満の声が続出しているが「僕ら芸人も『何か動きをすれば会社は変わるんだ』と思っているから、若手の子たちが声を挙げてやっているのかなと思う」と推測。そんな中、「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)は日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)で「経営陣が変わらないなら僕は会社を辞める」と宣言し、23日には同社の大崎洋会長(65)と面談を行った。話し合いの末、退社を“保留”としたことがこの日の放送で明かされたが、陣内は「加藤さんの覚悟はすごく感じる」。大崎会長は「(岡本所長の)会見は間違っていなかった」と話していたとされることには「会社側の意見と僕たち芸人が感じる感覚とはこんなにずれがあるのかなと」とやるせない思いを口に。

 「やっぱり加藤さんに辞めていただきたくないですし。僕みたいな芸人が言っても届かないので、加藤さんとか松本(人志)さんとかが組んでいただいて、吉本を中から変えて。僕らはお笑いが好きで吉本に入っているので、楽しくやりたい」と訴えた。最後は「僕もあんまり言うと、僕は社長に一番嫌われてるらしいので…」とジョークを交えてコメントし、スタジオを沸かせた。

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2019年7月24日のニュース