古市氏 吉本の宮迫への処遇に「大きい事業をやりたいがためにトカゲのしっぽ切り…」

[ 2019年7月24日 09:59 ]

険しい表情で会見する宮迫博之 (撮影・荻原浩人)
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 社会学者の古市憲寿氏(34)が24日、コメンテーターを務めるフジテレビ「とくダネ」(月~金曜前8・00)に出演。吉本興業をめぐる一連の騒動について言及した。

 古市氏は「このニュースで世論が勝手気ままだなって思うのは、まず松本(人志)さんのワイドナショーがあって、あの時みんな松本さん応援したっていうか、やっぱり松本さんが立ち上がってくれたっていうふうに世論が動いたと思うんですけど、加藤(浩次)さんが社長が辞めないなら自分が辞めるみたいな発言をした時は逆に松本さんに批判的な意見が出てきたりして、やっぱり社長が辞めるべきじゃないかって」と指摘。その上で「ただ社長やめるかどうかって象徴的にはすごく大事だと思うんですけど、それより一番大事なのは、吉本興業って会社がこれまでいろんなこと言われてきたわけですよね。処遇の問題とか(ギャラの)配分の問題とか本当にちゃんと暴力団の問題だとかそっちの方が大事で、社長辞める辞めないってことでここまで象徴的な…そこって大事なのって思っちゃうんですよね」と話した。

 さらに「宮迫さんたちを切ることによって、吉本のもともとの万博であるとか大きい事業をやりたいがためにトカゲのしっぽ切りみたいな形で切って収めようっていうのが失敗したんでしょうね」と自らの見解を述べた。

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2019年7月24日のニュース