前日本ボクシング連盟会長・山根氏が初タイトル 「たけしのエンターテインメント賞」で「話題賞」

[ 2019年2月25日 06:00 ]

「第19回ビートたけしのエンターテインメント賞」で「話題賞」を受賞した山根明氏(左)とビートたけし
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 前日本ボクシング連盟会長の山根明氏(79)が「第19回ビートたけしのエンターテインメント賞」で「話題賞」を受賞、24日に都内で行われた授賞式に出席した。

 昨年6月、山根氏ゆかりの選手に有利な判定が出るとされた疑惑が浮上。反論するも事態は沈静化せず、同年8月に会長および理事を辞任した。その後はバラエティー番組にも出演するようになった。

 ビートたけし(72)はテレビの企画で断られることを覚悟でインタビューをオファー。「出るって言ってくれて。非常にぶしつけな質問をしても、それが逆に笑いになったりして。単なる強面だけじゃなくて面白い人」と感じたという。存在感が「アウトレイジ」だが「優しくて、誠実な方」とし、「これほどワイドショーを盛り上げた人はいない」と絶賛。山根氏は「男冥利に尽きます」と話した。

 現役時代、タイトルは獲れなかった山根氏。司会のガダルカナルタカ(62)に「とうとうタイトルを獲りましたね」と言われるとまんざらではなさそうに微笑んだ。

 ムード歌謡の「純烈」も「話題賞」を受賞。リーダーの酒井一圭(43)は「去年、紅白に出させていただいた矢先の不祥事で、メンバー全員、紅白の記憶がございません」と吐露。「いろんなことがたくさんあったんですけど、支えてくださったファンの皆様であったり手を差し伸べてくださったムード歌謡の先輩、前川清さんであったり。本当にたくさんの皆さんに支えていただいたおかげでこの場に立てた」と感謝の気持ちを述べた。

 たけしは「今回の事件みたいなことは芸能界では当たり前。お笑い芸人はもっとひどいですから…」と励まし、「熱烈なおばさんを喜ばせるこれからの高齢化社会には欠かせない」とエールを送った。

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2019年2月25日のニュース