南沙良 新人賞「普段から凄く泣くんです」、難役を好演

[ 2019年1月21日 05:00 ]

第61回ブルーリボン賞

新人賞を受賞した南沙良(撮影・島崎忠彦)
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 「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の南沙良(16)が新人賞に輝いた。吃音(きつおん)症でうまく言葉がしゃべれない女子高生の難役を好演。泣きの演技で観客の心をつかんだ。「普段から凄く泣くんです」と、私生活でも“涙活”で心をスッキリさせることが多い。昔から泣き虫で「ご飯に野菜が出ると泣いてた」といい、撮影で涙を流す時も「ネギを思い浮かべて…」と冗談交じりに明かした。

 憧れは新垣結衣(30)だ。新垣も第50回の新人賞から羽ばたき、昨年の第60回で主演女優賞を受賞した。来月の授賞式では司会者の新垣と対面する。「緊張で生きた心地がしない」と背筋を伸ばしながら、「いつか姉妹役で共演したい」と胸を躍らせた。

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2019年1月21日のニュース