舘ひろし ブルーリボン賞主演男優賞に ダメ親父で新境地開拓

[ 2019年1月21日 05:00 ]

主演男優賞を受賞した舘ひろし
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 東京映画記者会(スポーツニッポン新聞社など在京スポーツ7紙の映画記者で構成)が選ぶ第61回ブルーリボン賞(18年度)の各賞が20日、決定した。作品賞には社会現象にもなった上田慎一郎監督(34)の「カメラを止めるな!」が選ばれた。主演男優賞は「終わった人」の舘ひろし(68)、主演女優賞は「止められるか、俺たちを」の門脇麦(26)がともに初受賞となった。

 石原裕次郎さんが1957年に新人賞、渡哲也(77)は76年の主演男優賞をはじめ3度受賞。「終わった人」で主演男優賞に輝いた舘は、ブルーリボン賞の歴史に名を連ね「遠い存在ですが、半歩だけ近づけた気がしました」と控えめな笑みを浮かべた。

 従来のダンディーなイメージを封印。定年後の生きがいを見いだせずに右往左往する、「とにかくだらしない」ダメ親父役で新境地を開いた。

 その端緒は「あぶない刑事」でのバディー・柴田恭兵(67)の存在。「恭さまのナチュラルで軽い、クスッと笑わせる芝居に凄く憧れがあって、一緒にやることで学んだ気がする。それが今につながっていますね」と明かす。

 「石原プロは大根(役者)の軍団」と自嘲するが、モントリオール世界映画祭でも最優秀男優賞を獲得。その際は渡から「おまえが大根の花を咲かせてくれた」と称えられ、「誇らしい気持ちになりました」と照れる。ちなみに今回は「もらえるものはもらっておけ」だったそうだ。

 それ以上に「映画の楽しさを改めて発見した」のが大きな収穫。「たくさんのお客さんに見てもらえるよう、ひとつひとつの作品を大事にきっちりやっていくことが未来につながっていくのかな」と意欲を新たにした。

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