広瀬新竜王 就位式で「あらためて実感わいた」 戴冠後は夫人と小旅行

[ 2019年1月15日 20:12 ]

就位式で乾杯する広瀬章人新竜王(右端)。左から2人目は5組優勝の藤井聡太七段(撮影・我満 晴朗)
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 昨年10月から12月にかけて行われたた将棋の第31期竜王戦7番勝負で羽生善治・現九段(48)を4勝3敗で下した広瀬章人新竜王(31)の就位式が15日、東京都内で行われた。

 竜王推挙状、竜王杯に加え、優勝賞金4320万円を贈呈された広瀬は「竜王位を奪取した実感があらためて湧きました」と終始笑顔。戴冠後は2年前に結婚した夫人とともに小旅行に出かけたエピソードなどをにこやかに明かした。

 棋界の新たな「顔」として活躍が期待される広瀬は2月以降、棋王戦で渡辺明棋王(34)への挑戦が控えている。13、14日に掛川市で行われた王将戦第1局を快勝した渡辺については「まさに絶好調。今まで以上に手ごわい相手ですね」と警戒感を強めていた。

 なお予選の各組優勝者も表彰され、5組を制した藤井聡太七段(16)も出席。「竜王戦は前回と同じところ(本戦2回戦)で敗れたので、次はそれ以上を目指したい」と意欲を口にしていた。

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