サイサイ「新境地」に挑戦!来春公開映画「ラ」ED曲 メッセージ性強い曲調に

[ 2018年11月26日 10:00 ]

「サイレントサイレン」の左からあいにゃん(山内あいな)、ひなんちゅ(梅村妃奈子)、すぅ(吉田菫)、ゆかるん(黒坂優香子)
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 ガールズバンド「SILENT SIREN(サイレントサイレン=通称サイサイ)」が映画「ラ」(来年4月5日公開、監督高橋朋広)のエンディング曲を担当し、新境地に挑む。

 全員が読者モデル出身で、キュートなルックスと力強い演奏で女子中高生を中心に人気の4人組。これまでポップな曲調が多かったが、ボーカルの「すぅ」こと吉田菫(すみれ、25)が今回作詞を担当した「REBORN」は、訴えかけるようなメッセージ性の強い1曲となった。

 映画は俳優桜田通(26)演じる主人公が解散したバンドの再結成を強く願い、恋人(福田麻由子)や元バンドメンバー(笠松将)らとぶつかり合い、苦悩しながら進んでいく姿を描く。すぅは「いい映画だからこそプレッシャーを感じて時間をかけました」と思いを込めて書き上げた。そして♪歩き出す ここから 人はきっと 間違い繰り返しながら生きてる――のさびが印象的な一曲が誕生。高橋監督は「映画の伝えたいメッセージを、夢を追う喜びも苦しみもきっとかみしめてきたであろうバンドがさらに深みのあるものへ進化させてくれました」と自信をのぞかせる。メンバーも「これまでのイメージと違う私たちも楽しんでいただければ」と語り、こちらの進化も満喫できそうだ。

 《映画出演佐津川愛美「若者の世界浸れる作品」》「ラ」には新たに佐津川愛美(30)、ダンカン(59)、西田尚美(46)が出演することが分かった。

 佐津川は物語の重要な局面で主人公と恋人に関わる女性を演じることになり「荒さや不器用さが魅力的な若者たちの世界に浸れる作品です」と話している。ダンカンはおせっかいなタクシー運転手、西田は主人公の母親役で登場する。

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