桂かい枝 江戸時代の興行ビラから発見された演目を復活

[ 2018年6月13日 14:52 ]

大阪市内で会見した桂かい枝(右)と小佐田定雄氏
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 落語家の桂かい枝(49)が13日、大阪市内で落語会「発掘カイシ! その5・第1期最終回」(7月12日、大阪・天満天神繁昌亭)の開催会見を開いた。

 現在では演じられることがなくなった古典落語を掘り起こし、落語作家・小佐田定雄氏(66)が台本を書いてかい枝が演じる企画。昨年5月に始まり第1期最後となる今回は、江戸時代の興行ビラから発見された演目「七福神富貴蔵入(しちふくじんふうきのくらいり)」を復活させる。

 かい枝からは「新ネタをおろすのは、ものすごいストレス。苦しいです、毎回」と本音ももれたが、「その新作も小佐田先生の気合を感じる。もう一度スポットを浴びてスタンダードな古典落語になれば」とアピール。小佐田氏も「第1期は今回で終了するが、半年から1年休んで、また第2期を始める予定」と意欲を示していた。

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