カンニング竹山 反則プレーの選手救済を訴える「またこの子にアメフトやらせて」

[ 2018年5月21日 14:00 ]

カンニング竹山
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 お笑いタレントのカンニング竹山(47)が21日、コメンテーターを務めるTBS「ビビット」(月〜金曜前8・00)に出演。アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦で日大の選手が関学大の選手を悪質なタックルで負傷させた問題で、反則プレーをした日大選手の救済を訴えた。

 番組では、19日に2度行われた騒動後初の日大の内田正人監督(62)の会見について特集。内田監督が「すべて私の責任」と言いながらも、選手への自身の指示については明言を避けたことなどを伝えた。

 竹山は「難しい問題ところで、僕もアメフットファンですけど、『ぶっ潰していくぞ!』みたいに気合もある」としながらも「それでもあのプレーはいけない」とアメフットファンとして意見。「生徒、選手は監督の指示に動くものだと思う、監督としては責任は取らないといけないから、辞めるということで責任は取るんでしょうけど、根本的にシステム上、日大さんがうまくいってないんじゃないかと思う」と話した。

 さらに「日大フェニックスって名門だからこれは残したいほうがいいけど、けど、一新しないといけない。スタッフも全部」と持論を展開。「内田監督も日大の上のほうにも入っているっていうから、その辺もちゃんと日大が全部変えられるかどうかが、今後の注目点ですよね」とした。

 また「もう1つだけ大切なのは、僕が思っているんだけど…」と前置きしたうえで「あのプレーはダメ。100ゼロでダメなプレーなんだけど、もし(監督の)指示でやったとしたら、選手生命を奪ってほしくないんです」と反則プレーをした選手を擁護。「日大まで入ったアメフット選手って一流選手。もしかしたらこの子は社会人でもやれるかもしれないから、この子自身も反省したら、この子をアメフットから追放しないというか、またこの子にアメフットやらせてほしい。そういう環境をみんなで作ってあげてほしい」と訴えた。

 竹山は16日に更新したツイッターで「アメリカンフットボールを冒涜する者は去れ。二度とアメリカンフットボールに関わるな。が、アメフトファンのおじさんの意見」とアメフットファンとしてつぶやき、話題となっていた。

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2018年5月21日のニュース