朝丘雪路の死因 アルツハイマー型認知症とは?症状進むと家族の顔が分からなくなったり…

[ 2018年5月20日 00:20 ]

女優で日本舞踊家の朝丘雪路さん(06年撮影)
Photo By スポニチ

 バラエティー番組の司会や歌手としても活躍した女優で日本舞踊家の朝丘雪路(あさおか・ゆきじ、本名・加藤雪会=かとう・ゆきえ)さんがアルツハイマー型認知症のため4月27日に死去していたことが19日、分かった。82歳。東京都出身。夫で俳優の津川雅彦(78)の献身的な介護を受け、都内の自宅で旅立った。葬儀は近親者で済ませた。

 アルツハイマー型認知症とは、認知症の一種で、国内の認知症患者の約7割を占めるとされる。症状が進むと家族の顔が分からなくなったり、家に帰る道が分からなくなったりする。脳が収縮して神経細胞が減少していく病気で、進行すれば大脳皮質の機能が大きく失われ、歩くことや座ることも困難になる。さらに、ものを飲み込む機能や呼吸、心拍をつかさどる機能も失われることも。直接の死因が別の疾患でも、それを誘引したのがアルツハイマーの場合、アルツハイマーを死因とすることがある。

続きを表示

2018年5月19日のニュース