“火山探検家”滝沢秀明が論文に名を連ねた「鬼界カルデラ」5・30放送

[ 2018年4月18日 17:39 ]

東京・渋谷区神南のNHK
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 俳優で歌手の滝沢秀明(36)が鹿児島県沖の巨大海底火山「鬼界カルデラ」を探検する紀行番組「滝沢秀明の火山探検紀行〜巨大カルデラの謎に迫る〜」(NHK―BSプレミアム、5月30日後9・00)が放送される。

 滝沢は神戸大海洋底探査センターの研究チームとともに、過去1万年で地球上最大の噴火を起こしたとされる鹿児島県沖の海底火山「鬼界カルデラ」を探検。溶岩湖探検を趣味にしていることでも知られている滝沢には、今回のミッションで海底に潜り、水深約20メートルにある溶岩ドームの岩石を採取する役割が任された。

 滝沢が採取した溶岩を分析した結果、謎の隆起が7300年前の噴火の後、新たに溶岩が溜まって盛り上がった世界最大流の溶岩ドームであることが判明。巨大カルデラの噴火発生のメカニズムにつながる大きな発見となった。

 今回の調査は、17人による論文としてまとめられ、英国科学誌「Scientific Reports」に掲載され、滝沢もメンバーに名を連ねている。

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