ゆづ愛聴 Mrs. GREEN APPLE フリーライブに6000人、初オリコン1位狙う

[ 2018年4月18日 06:50 ]

水浸しのステージでフリーライブを行うMrs.GREEN APPLE
Photo By 提供写真

 フィギュアスケートの羽生結弦(23)が「最近聴いている」と公言している男女5人組ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」が17日、フリーライブを東京・代々木公園野外ステージで行った。18日発売のアルバム「ENSEMBLE」を記念したステージ。羽生の五輪連覇の勢いも借り、自身初のオリコン1位を“金メダル”として狙う。

 平日の夕方で雨模様にもかかわらず、中高生を中心に6000人に上る聴衆が集結。ボーカルの大森元貴(21)は「びちょびちょになってよかったって思うぐらい盛り上がろう」とあいさつ。昨秋発売のフィギュアスケート公式ガイドブック「グランプリシリーズ2017―2018」で羽生が最近聴いている曲に挙げた「StaRt」など9曲を披露した。

 大森が全ての曲の作詞作曲を手掛け、思春期の葛藤をリアルに描くなどした若者目線の歌詞が人気で、ブレーク必至といわれている。羽生が曲を聴いていることについて、大森は「同世代として勇気をもらっている側なのに身に余る光栄」と喜び「僕らも活躍できるように頑張りたい」と意気込んだ。

 昨年、フジテレビ系ドラマ「僕たちがやりました」のオープニング曲に起用された「WanteD! WanteD!」が主要配信チャートで11冠を記録。今作のアルバムにも収録され、オリコン1位も視界に入る。約50分のステージをずぶ濡れで終えた大森は「たくさん集まってもらえてうれしかった。アルバムもいろんな人の元に届いてくれるとうれしい」と躍進を誓った。

 ▼Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーンアップル) 13年に結成し、15年にミニアルバム「Variety」でメジャーデビュー。バンド名は、リンゴが赤く熟す前の緑色に「初心を忘れない」という意味を込めて命名。愛称は「ミセス」。大森をはじめ、ギターの若井滉斗(21)、ベースの高野清宗(26)、キーボードの藤沢涼架(24)、唯一の女性でドラムスの山中綾華(23)の5人組。

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