名人戦挑戦者決定プレーオフ実施 過去最多6人が6勝4敗で並ぶ

[ 2018年3月3日 05:30 ]

A級順位戦の最終局で敗れた久保王将(右)。左は深浦九段
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 佐藤天彦名人(30)への挑戦者を決める第76期名人戦A級順位戦最終局が2日、静岡市内で指され、6勝4敗で6人が並び、挑戦者決定プレーオフが実施されることになった。

 6勝3敗でリードしていた久保利明王将(42)と豊島将之八段(27)がともに敗戦。豊島に勝った広瀬章人八段(31)のほか、勝利した佐藤康光九段(48)と稲葉陽八段(29)、この日対局のなかった羽生善治竜王(47)が並んだ。6人によるプレーオフは過去最多人数。前期順位に基づいた変則トーナメント戦を戦う。プレーオフの初戦は、久保―豊島で4日に行われる。

 久保と豊島は現在王将戦7番勝負で対戦しており、久保が3勝1敗で防衛に王手をかけている。第5局は6、7日に島根県大田市で指される。

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2018年3月3日のニュース