又吉&観月ありさで「火花」初舞台化 平昌五輪の感動超える!?

[ 2018年3月3日 05:30 ]

舞台「火花」制作発表会見に出席した(左から)石田明、植田圭輔、観月ありさ、又吉直樹、脚本・演出の小松純也氏
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 「ピース」又吉直樹(37)の芥川賞受賞小説「火花」の初舞台化作品「火花〜Ghost of the Novelist〜」の製作発表が2日、都内で行われ、本人役で出演する又吉と、同じく本人役で主演を務める女優観月ありさ(41)が出席した。

 主人公の漫才師役を俳優の植田圭輔(28)、先輩役を「NON STYLE」石田明(38)が演じて原作を踏襲した物語を展開。そこに、観月と作者の又吉が、場面ごとの登場人物の心情を巡りぶつかり合う異色作。

 プライベートで仲の良い観月と又吉は、この日も息の合ったやりとりを見せた。

 普段は又吉が観月を「あり姉」、観月は又吉を「まったん」と呼び合い、観月から定期的に食事に誘うという。又吉は「僕は大体、席の端っこ。同席した人に連絡先を聞かれそうになると、観月さんはちゃんと見ててくれて“まだ早い!”と防波堤になってくれる」と関係性を説明した。

 会見でも観月が又吉をリード。「まったんを抱きしめたり、“好き”というシーンで本気で照れる」と暴露し又吉は赤面。「平昌五輪の感動を超える自信は?」との質問に又吉が「石田くんがスピードスケートをやるシーンがあるかも」とボケると、即座に観月は「じゃあ私、フィギュアやる!」と返答。列島を沸かせた「カー娘」ことカーリング女子代表やスピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)ばりのチームワークを見せた。東京公演は30日から来月15日まで新宿・紀伊国屋ホールで。観月は「舞台ならではの世界を見せられると思います」とアピールした。

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